
現在では、医療脱毛といえばレーザー脱毛といわれるくらい、レーザー脱毛がポピュラーな脱毛方法となっています。ですが、医療機関ではもうひとつ、
ニードル脱毛という方法でも脱毛を行うことができ、この脱毛方法は、レーザー脱毛よりも将来的なムダ毛の再生率が低いというメリットを持っています。
それぞれの医療脱毛・効果はどう違うの?
それでは、レーザー脱毛とニードル脱毛の方法、そして、それぞれの効果についてご紹介します。まずレーザー脱毛ですが、
この脱毛方法は、皮膚の上から毛根組織に向けてレーザーを照射し、毛根組織の機能を弱らせて脱毛するという方法です。
そして、レーザーがうまく毛根組織を直撃した場合では、その毛根組織は破壊され、ムダ毛は自然に抜け落ちて行きます。
また、レーザー脱毛は部位ごとに施術を行いますが、どの部位であっても1回で部位全体の脱毛が完了することはなく、およそ5回程度の照射が必要になります。
では、ニードル脱毛ではどうなのでしょうか?ニードル脱毛は、レーザーのような物質を照射する方法ではなく、専用の電極針から放出される電流によって、
毛根組織を破壊する脱毛方法です。そのため、1回の施術ではっきりとした脱毛効果を得ることができ、レーザーよりもムダ毛の再生率が低いというメリットを持っています。
ただし、ニードル脱毛は電極針を毛穴から挿入する方法であるため、強い痛みを伴うというデメリットも持ち合わせています。
また、ニードル脱毛はムダ毛を1本ずつ処理して行く方法であるため、脱毛に多くの時間を費やさなければならないというデメリットもあります。
レーザーとニードル、安全性が高いのはどちら?
レーザー脱毛もニードル脱毛も、施術中には痛みを伴い、より強い痛みを伴いやすいのはニードル脱毛です。では、より安全性が高いのはどちらの脱毛方法なのでしょうか?
これらはともに医療機関で行うことができる脱毛であるため、脱毛サロンやエステの光脱毛と比較した場合では、どちらも安全性が高いと考えられています。
ですが、医療脱毛であっても絶対に安全とは言い切れず、レーザー脱毛ではやけどや毛嚢炎(もうのうえん)、ムダ毛の硬毛化などのリスク、ニードル脱毛でも炎症や毛嚢炎のリスクがあります。
レーザー脱毛やニードル脱毛は、ともに永久脱毛に分類されていますので、将来的なムダ毛の再生率が低いというメリットがあります。
ですがその反面で、多少なりとも上記でご紹介したようなリスクがあるということも知っておくべきでしょう。